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学校恐怖症の原因はなんだろう?【不登校にっき27】

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息子によくよく話を聞くと、直接いじわるをしてくる子はユウト、高津、広本の3人だけだということがわかってきました。

(ユウトの仲間も一緒にはやし立てたりすることはあったけど)

 

親としてはクラス全体を巻き込んだいじめという感じではなくてホッとはしたのですが、息子にとってはそれだけではないようです。

 

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「みんながトゲトゲしていて、ヒロキ以外の子と話すのは嫌だし怖い」とよく言っていました。

クラスそのものの居心地が悪いみたい。

 

正直に言って三名からのいじめもそんなにすごいものでもないんですよね。

毎日ってわけでもないみたいだし。

 

もちろん本人はすごくつらかったでしょうが、不登校になるほどのものかというと…まあ、わりによくあることというか…。

 

本人の口ぶりもそうですが、学校に行くのが体調不良になるほど怖い理由というのはどちらかというとこの、「クラス全体がトゲトゲ」というほうのようでした。

 

 

心当たりはいくつかあって、まずひとつめは年齢的なもの。


自我ができてきた子供たちは、自分をスゴイもの、特別なものと周りに認めさせたくて仕方がない。

まして10歳も過ぎてくると親からのまなざしではなくて、第三者からの尊敬や羨望を集めたいという欲求が強くなってくるんですよね。

 

それで今までは「オレこれ持ってるゥ↑」「オレこれできるゥ↑」と自分アゲだけで済んでいたものが、「ハア?おまえこんなのも知らない(できない)のォ?」と相手をサゲて自分の地位を上げようとする動きが大きな比重を持つようになってくる。

この辺は自分が子供の頃もそういうのあったなーと。


そうやって少しずつクラスにヒエラルキーが出来上がっていって、おとなしい子や主張の弱い子、目立つ「できない」ことがある子などが下のほうに追いやられていく。

そういう流れが息子の周りでもできつつあるように思いました。

これはもう仕方のないことで、もちろん息子にだってそういうところはあります。

 

それにこれは競争力のようなものなので、一人っ子でトロい息子はその変化についていけていないのだろうという気がしました。

そもそもそういう自分が上に行く、前に出るためにグイグイいくみたいなのがものすごく苦手だったしね…。

 

 

ふたつめはヒロキのこと。


ヒロキは1年生の時からずーーーっといじめられっ子で、ヒエラルキーができてくる前からクラスの最下位扱いを受けてきた子です。

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昨年までは殴られる蹴られるは日常で、かなり過酷な状況にありました。

 

今年もユウトには陰で叩かれたり蹴られたりしているし、「小さなお母さん」のつもりの女の子たちからもかなり日常的に手を挙げられています。

昨年よりマシになったとはいえ今年も「クラスのお荷物」(サンドバッグ)扱いはあまり変わっていないようです。

 


息子ははじめはそんなことは全然知らずにヒロキと仲良くなって、気が付いたら周囲の反応や態度が今までと全然違ってしまったことに純粋にショックを受けたようでした。

 

息子も運動音痴で、動作もゆっくり(というか最後尾が好き)なところがあるので、三年生のときも「ノロマ虫」とからかわれたことがありました。


でもそのときは言ってくる子が孤立しているような状況で息子の仲間も多かったので、そこまで大きなダメージを負うことはなかったんですね。

 

ところが今年はヒロキと仲良くなった途端二人で孤立することになってしまった。


無視されることはそんなになかったようですが、みんな遠巻きになり、ヒロキと同じ扱いを受けたり「息子菌」と言われることもあったそうです。

 

そういうときって、今まで普通に接していた子も何の気なしにのっちゃったりするじゃないですか。
その場のノリっていうか。空気読むのも処世術ですし。


けれどやられたほうとしては、そうするともうそのとき一緒になってやってきた子は全員信用できなくなってしまいます。

 

いじめなどを止める場合、10人中2人までは反対しても事態が動くことはあまりないけれど、3人目が反対した時点で一気に反対派が増える、という研究があるそうです。


3年生のときは止めてくれる仲間がいっぱいいたから大事にはならなかった。


でも4年生は二人っきり。

 

さらにユウトの仲間(いつも3人組)も信用できない。

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三人やユウトの仲間と仲のいい子も信用できない。


さらにその友達も…と、苦手な子がクラスにどんどん増えて、自分はさらに孤立していく…

 

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悪循環…

 

ちょっと複雑ですが、そんなことがクラスで起きていて、それが息子の学校恐怖症の原因になっている気がしました。

 

自分は自分、ひとはひと、と割り切れればだいぶ楽になりますし、自分は間違ったことしてないんだから堂々としてていいんですが、なかなかむずかしいですよね…

 

 なので息子には

「そうじゃない子もいるはず」

「イヤなことしてこない子をよく探してごらん。味方は絶対いるから」

ということを繰り返しつつ、心の中では「これはココロの成長と自信がつくのを待つしかないかな」と思っていました。

 

 

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